「2019 summer オープンイノベーション推進者交流会」を開催しました
2019年8月9日

 東京 渋谷にある東京中小企業投資育成株式会社にて、「2019 summer オープンイノベーション推進者交流会」を開催しました。大手企業46名、中小・ベンチャー企業22名、支援機関35名、金融機関11名、大学・研究機関13名、行政機関25名、専門家3名、プレス1名、事務局8名、総勢164名の方々にご参加いただきました。

 本交流会のコンセプトは、全国からオープンイノベーションに関心の高い多様なプレイヤーが利害関係無しに、フランクに集い合える場です。イノベーション推進施策の紹介をはじめ、イノベーションマネジメントシステムを巡る世界動向、大手企業とスタートアップ、中小企業の連携事例、オープンイノベーション推進のための仕組みづくりについて、ご講演をいただきました。講演後は、立食形式によるネットワーキング・名刺交換会を催しました。

主催者あいさつ

 経済産業省 関東経済産業局 地域経済部長 北廣 雅之 氏より、開会の挨拶をいただきました。続いて、経済産業省 関東経済産業局 産業技術革新課長 門田 靖 氏より、関東経済産業局のオープンイノベーション促進に係る取り組みを案内いただきました。関東経済産業局は、外部連携に意欲的な企業やサポーターが集まるプラットフォームを構築。多様な企業がオープンイノベーションを通じて、従来の枠組みを超えた企業間連携にチャレンジすることにより、「新たな付加価値の創出」「稼ぐ力」の向上実現を支援しています。

~関東経済産業局HP(オープンイノベーション関係)~

~オープンイノベ―ション・マッチングスクエアを新設~

関東局リンク.png
オープンイノベーションマッチングスクエア.png
経済産業省 関東経済産業局 地域経済部長 北廣 雅之 氏
経済産業省 関東経済産業局 産業技術革新課長 門田 靖 氏
​イノベーション推進施策について

 経済産業省 産業技術環境局 技術振興・大学連携推進課長 今里 和之 氏より、オープンイノベーション推進施策、ベンチャー企業との連携のための手引きを紹介いただきました。オープンイノベーション促進のため、2016年度より「事業会社と研究開発型ベンチャー企業との連携のための手引き」を作成。(手引きの内容は、初版「ベンチャー連携における課題の整理」、第二版「ベンチャー連携における課題の類型化と打ち手の整理」、第三版「CVC活動における課題の整理・類型化と打ち手の整理」)

~「事業会社と研究開発型ベンチャー企業との連携のための手引き」~

経済産業省 産業技術環境局 技術振興・大学連携推進課長 今里 和之 氏
イノベーションマネジメントシステムの世界の最新動向

 一般社団法人Japan Innovation Network (JIN) 専務理事 西口 尚宏 氏より、イノベーションマネジメントシステムの世界の最新動向を案内いただきました。現在、世界中で企業におけるイノベーション活動を取り巻く状況は転換期を迎え、今後、イノベーションマネジメントシステムの規格化によって、共通言語をとおしたイノベーション活動が重要視されるようになるとお話しされておりました。我が国においても、経営の焦点が「効率性と創造性を同時に追求すること」にシフトすることで、イノベーションマネジメントシステムの重要性が益々上昇していくこととなります。

~イノベーション・マネジメントシステム・アクセラレーションプログラム(IMSAP)~

imsap.png
一般社団法人Japan Innovation Network (JIN) 専務理事 西口 尚宏 氏
オープンイノベーション支援サービスと本年度の対話重視型マッチングのご案内

 リンカーズ株式会社 取締役 加福 秀亙 氏より、​「オープンイノベーション支援サービス」と「大手企業と中小企業のマッチングによる協創プロジェクト」を案内いただきました。「大手企業と中小企業のマッチングによる協創プロジェクト」では、大手企業の抱える業界共通の技術的な課題について、中小企業とマッチングを行い、互いのリソースを活用した課題解決を支援しております。

~下記リンク・QRコードより課題・ニーズを募集しております~

リンカーズ株式会社 取締役 加福 秀亙 氏
株式会社小松製作所と​JR西日本の協創実践事例の紹介

 株式会社小松製作所(長野県松本市)は、2018年の「大手企業と中小企業のマッチングによる協創プロジェクト」において、26社の提案の中から採択され、JR西日本とチームアップを図ることになりました。JR西日本との協創実践事例を代表取締役社長 小松 浩康 氏、設計開発グループ長 中村 高虎 氏より紹介いただきました。

 協創実践事例の「段差隙間解消プロジェクト」では、車いすをご利用のJR西日本のお客様のスムーズな移動のため、ホーム・車両間の段差・隙間を解消することを目的に取り組まれており、2019年3月にデモ機1号が完成し、現在、実装に向けたフィールドテストを実施しています。「経験、知識等の無い中での提案」「要求仕様の変更」「短納期での設計および製造」に苦労したが、今回の取り組みを経た一番の成果は”つながり”であるとのお話しが印象的でした。

 株式会社小松製作所    設計開発グループ長 中村 高虎 氏      代表取締役社長 小松 浩康 氏
​ファナックによるオープンイノベーションの実践

 ファナック株式会社 専務執行役員 研究統括本部長 松原 俊介 氏より、ファナックによるオープンイノベーションの実践についてお話いただきました。「異業種とのエコシステムによるFIELD system事業の推進」「ベンチャー企業との協業によるAI技術の開発」「知財によるオープンイノベーションの推進」の取り組みを紹介いただき、技術的に対等な関係でパートナーと互いに理解し合おうと努力することがオープンイノベーションを成功に導く鍵だとお話しされていました。

ファナック株式会社 専務執行役員 研究統括本部長 松原 俊介 氏
​ネットワーキング・名刺交換会

 第一部の講演に続き、第二部のネットワーキング・名刺交換会にも108名の方にご参加いただきました。大手企業、中小・ベンチャー企業、支援機関、金融機関、大学・研究機関、行政機関、専門家など、様々なプレイヤーが飲食を共にしながら交流を深めていました。大盛況の中、「2019 summer オープンイノベーション推進者交流会」は幕を閉じました。

© イノベーション・エコシステム All Rights Reserved.

当ウェブサイトは                           の委託により運営されています